2017年1月16日月曜日

アフターレビュー:【1】会場・参加費について

年が明け、気づけば大会終了から早3週間が経ってしまいました。
大会長として初めて作り上げた大会でしたが、予想以上に高評価を頂きました。
参加者及びスタッフの皆様には、改めて感謝の辞を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。

さて、本日から、当大会が"第2回"の開催に向けて何をすべきなのかを、参加者の皆様からのアンケートを参考にしつつ考えていきたいと思います。
なぜなら私は、この大会を今後育てていきたいと考えているからです。

今回はまだ第1回なので、予選の総当たり戦"Room Masters"を軸にした大会フォーマットを生み出した時点で、私の中では目的の9割を達成したつもりです。
そして、今後2回3回と続けていくには、1度やってわかったことを分析し、第2回までに完成された形として育てていくことが不可欠だと考えております。
実際、世の中の長く続いているシリーズ物というのは、第1回こそ荒削りであるものの、第2回でフォーマットが9割完成されたというものがほとんどです。第2回こそ、この大会のスタイルを決定づける重要な回なのです。

この記事では、参加者の皆様から寄せられたアンケート回答の結果を発表するとともに、私の考えを綴っていこうと思います。
また、この内容は後日頒布予定の記録集ではなく、このブログという場に載せ、すべての人に公開したいと思います。そして、参加者・不参加者含め、色々な人に考えてもらいたいと思っております。今後大会を開く上で参考にしていただけますと幸いです。

それでは、概ねアンケートの設問順に進めていきます。


設問1-1:当大会の開催施設について

【質問】

当大会を行った八王子生涯学習センターという場所はいかがでしたか?
※「1(この大会を開くのにふさわしくない)」~「5(この大会を開くのに適している)」の5段階から回答

【結果】

1:0票[0%]
2:1票[2.7%]
3:2票[5.4%]
4:15票[40.5%]
5:19票[51.3%]

<自由回答>
「良い施設を選ばれたと思います」
「開催場所についてはやはり遠いという印象ですが、部屋を多数確保できることを優先すればいたしかたないところかと。」
「もう少し参加費をとってもいいから、メイン会場は広い方がいいですね。」
「個人的には、家の近所である八王子周辺地域での大会がなかなか無いので、その点でもうれしく、また応援したく思いました。
会場ですが、図工室や家庭科室のような普段触れない場所でのクイズという雰囲気がとても気に入りました。」
「会場は駅の便の点でも駅からの距離の点でもよいと思います。録音室(?)が少し狭いと感じました。」
「同じ日にたくさんの部屋を借りなければいけないことを考えれば、山手線の範囲から離れたところでも、会場を見つけるのは大変だったのではと思いました。」

【考察】

思った以上に4~5の回答が多くて少し驚きました。確かに「10人弱入る部屋がいくつもある施設」という点ではこの大会向きかもしれません。
私が開催前に懸念していたこの施設の欠点として、以下のことを挙げておりました。

・「催し物の学習資料等」(利用案内内の表現)でないと物販ができない。
・(水分補給を除いた)飲食ができない。
・上記の理由から自動販売機がない。
・高低差がありすぎて、4Fの部屋を利用してしまった場合に移動が大変である。
・メイン部屋の視聴覚室が定員(72名)ギリギリである。
・視聴覚室のマイクがピンマイク2、ハンドマイク2しか使えない。卓上マイクスタンドもない。
・解答席にも使っていた視聴覚室の椅子がギイギイうるさい。
・全体的に部屋代が少し高い?

しかし、アンケートにて指摘があったのは、5番目の「視聴覚室の狭さ」のみでした。ほとんどの参加者は、ほか7つの件についてはアンケートに書くほどのことではない問題ということだったのでしょう。
それでも、やはり食事ができない点とマイクの数が少ない点については自分としては致命的に我慢ならない点なので、もし別の施設でもっといい場所があるならばそっちを使いたい、というのが大会長としての本音です。

設問1-2:当大会の参加費について

【質問】

当大会の参加料1500円はいかがでしたか?(ちょうどいいと思う場合は3を選択して下さい)
※1(高すぎる)~5(安すぎる)の5段階から回答

【結果】

1:0票[0%]
2:4票[10.8%]
3:23票[62.2%]
4:9票[24.3%]
5:1票[2.7%]

<自由回答>
「学生は安くするなどの区別があるといいと思います」
「高校生以下を値下げ出来たらよかったかなと思いました。」
「一参加者、社会人にとっては妥当な金額と思う。赤字になってませんか?」
「別の場所で行うとしても、社会人参加費2~3,000円程度の範囲内で抑えてほしいと感じます。」
「もちろん金額だけ見れば高めの大会ですが、触れられる問題の量と質から考えたらむしろ割安の部類かと思います。」
「参加費については、コンセプトと楽しさは充分に伝わったと思いますので、もし今回赤字になっているようでしたら、参加費2000円でも参加者は集められるのではと思います。」
「参加費は、触れられる問題のボリュームと会場のバラエティに富んだ雰囲気を考えれば安いくらいだと思います。」
「単純に値段だけ見れば、他の大会より高いが、たくさんの部屋を借りる点を考えれば極めて妥当な値かと思います。」
「参加費についてはクイズ大会としては少し高額かなと思ったのですが、参加者数や大会の質を考えれば妥当だと思います。」
「これだけじっくり自作問題メインの企画を堪能出来るなら、もう少し高くても…と思えるくらいのクオリティだったと思います。」
「全員が全8セットできる大会であれば、個人的には1500円でも安いと思います。特に学生向け。傾斜をつけて、社会人2000円、学生1500円など。」

【考察】

1に回答している方は1人もいらっしゃいませんでした。ほとんどは3(ちょうどいい)で、2と4が少々というところ。
こちらとしては、この値段は強気でもなんでもなく、妥当な値段であると考えておりました。それは、すでに『新人王/早押王』の一般参加者(兼任スタッフをせずに出場する人)の参加費が1500円であり、「一人あたり数百問押せる大会」としてこの参加費は妥当であるという認識がクイズ界にある程度広まっていると思ったからです。会計面でも、1500円でようやくほぼトントンという感じでしたし。

ただ、自由回答欄にて、「学生は安くしたほうがよい」というご意見もいくつかありました。確かにその通りです。年齢による参加費の傾斜については、検討の対象とさせていただきます。

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