2016年10月15日土曜日

ルール:競技規則

大会を通して設けられる試合規則を説明します。
少々長くなりますが、トラブルを避けるため、本番前に必ず熟読しておいて下さい。
※今後、一部変更の可能性があります。その際はTwitter等でお知らせします。

競技規則について何か質問がございましたら、こちらの記事にコメントをお願いします。
(Twitterでの質問は基本的には対応しません)


1.出題の流れ

・準々決勝を除き、問題を出題する際は、必ず出題者が「問題。」と言ってから問題文を読み上げる。
「問題。」というコールがなされてからは、解答者および観客は私語を慎む。

・当大会では、一貫して「シングルチャンス制早押し」を採用する。
すなわち、1問につき解答権が与えられるのは参加選手のうち早押しボタンを最も速く押した1名のみであり、解答権獲得者が答えたら、正誤に関わらずその問題は終了となる。

・解答権獲得有効時間は、「問題文の最初の文字が読まれた瞬間」から「問題文を読み切ってから正誤判定者が手で3カウントを数えて不正解ブザーを鳴らした瞬間」まで。
それ以外に早押しボタンを押してランプが点灯しても無効となる。
なお、ボタンを時間ギリギリで押し、ランプ点灯直後に不正解ブザーでキャンセルされた場合は、不正解ブザーが優先されスルー扱いとなる。

・解答有効時間は、「解答権を獲得した瞬間」から「正誤判定者が手で5カウント(注)を数えて不正解ブザーを鳴らした瞬間」まで。
不正解ブザーと解答が同時の場合は、不正解ブザーが優先され誤答扱いとなる。

(注)準々決勝のみ、5カウントではなく3カウントとなる。

2.解答作法

【共通】
解答権獲得者以外の発言は、正しい答えであったとしても「独り言」として扱う。
ただし、他者の解答を妨害するような行為として認められた場合、失格処分を宣告する。

【予選】
予選は、全部で7つある部屋でそれぞれ行われる。
マイクは用意されていないため、答えた内容を正誤判定者が認識できるような声で解答をすること。

【準々決勝以降】
答えた内容を正誤判定者(できればそれに加えて観客)が認識できるような声で解答をすること。
解答者が使用可能なマイクは2本しかない。そのため、各ステージで以下の様に定める。
準々決勝(9人):マイク不使用(←不確定。マイク3本使用可能となる可能性もあり、その場合は3人で1本のマイクを使用する)(11月26日更新:「マイク不使用」確定)
準決勝(4人):2人で1本のマイクを使用
決勝(2人):1人で1本のマイクを使用

3.解答内容

【人名】
・原則、東洋人名はフルネームでの解答を要求する(スポーツ選手なども例外ではない)。

・ただし、東洋人名であっても、一般に最も普及している名前・芸名・ペンネームなどがフルネームでない場合(例:イチロー、高橋名人)は、その名前で解答しても正解と認められる。

・フィクション作品に登場する人名については、苗字や下の名前やあだ名のみが明かされているもの(例:キョン、神成さん)については、その名前で解答する。
また、フルネームが設定されてはいるが、作中ではほとんどの場合苗字か下の名前で呼ばれており、知名度が圧倒的に低いもの(例:縞野しまじろう、伊佐坂難物)については、一般に知られている名前で解答してもよい。ただし、問題文で明らかにフルネームや苗字、下の名前を要求している場合はこの限りではない。
アニメ化や映画化などのメディアミックス作品で、原作にはなかった苗字や下の名前が追加で設定された場合は、その名前で解答しても正解とする。

・西洋人名はファミリーネームのみの解答でも認められる。
自信があればフルネームで解答してもよいが、その際にファーストネームが誤っていた場合は無論誤答となる。
ただし、ファミリーネームのみでは判別がつかない場合(例:セオドア・ルーズベルトとフランクリン・ルーズベルト)は、「もう一度」(後述)の対象となる。

・芸名やペンネームの人名の場合、本名で解答しても認められるが、問題文中に「本名は○○である、〜」といった本名に関する情報が入っている場合は、「もう一度」の対象となる。

・○○さん、○○選手、○○首相などの敬称や肩書の有無は問わない。ただし、明らかに誤った敬称・肩書(例:安倍大統領)の場合は誤答となる。

【国名】
現在存在する国名に関しては、「〜共和国」や「〜王国」といった部分は省略しても構わない。
ただし、この部分を省略すると区別がつかない場合(例:コンゴ共和国とコンゴ民主共和国)は「もう一度」やカウント続行(後述)の対象となる。

【学校名】
基本的には正式名称(「○○県立」などの部分は省略可)での解答であるが、一般的に知られている略称(例:駒大苫小牧)が存在する場合、そちらで答えても正解となる場合がある。

【企業名】
「株式会社」や「有限会社」の部分は省略しても構わない。

【数値を含む答え】
数値を答える問題のうち、問題文中で単位が定められているものは、単位をつけて解答しても、数値のみで解答してもよい。
ただし、問題文中とは違う単位の数値で答えた場合、「もう一度」もしくは「誤答」となる場合がある。
<例>道路交通法施行令第11条で定められている、自動車の最高速度は時速何kmでしょう?
正解例:時速60km、60km、60
誤答例:分速1km、時速60000m

【現象、効果、定理、原理、法則等】
「○○の原理」や「○○の定理」などのズレは、当大会では大目に見て、「○○」の部分が合っていれば正解とみなす。

【名数問題】
「~なのは、A、B、…、と何でしょう?」というような、複数ある共通の括りのものの残り1つを答える問題では、残り1つのみを解答するか、問題で述べられた順番に全て解答した場合に正解となる。
また、当大会では、「~なのは、何と何でしょう?」のような、1問で複数の解答を要求する問題は出題されない。

4.正誤判定

・解答者の解答に対し、正誤判定者が以下の①~⑥のいずれかのレスポンスを行う。

①正解音

解答権有効時間内に解答者の発した答えが、用意されている正解と一致していると判断した場合。

②不正解音

(A)解答権有効時間内に解答者の発した答えが、用意されている正解と一致していないと判断した場合
(B)解答権有効時間内に解答者の発した答えが、用意されている誤答例と一致した場合
(C)解答権有効時間内に答えを発していないと判断した場合
のいずれか。

③「もう一度/もう一回」

(A)解答権有効時間内に解答者の発した答えが、用意されている正解に限りなく近いが、そのままでは正解にならないと判断された場合
例:用意されている答えの単語の一部のみを解答した場合、用意されている答えの単語に過剰な単語が含まれていた場合、言語の違い(問題文中の要素によりその答え方が適していない場合)etc.…
(B)解答権有効時間内に解答者の発した答えが、用意されている「もう一度」適用例と一致した場合
のいずれか。

→この場合、解答者はあと1回だけ解答する機会を得る。その際、1回目と同じ答えを言った場合は即②不正解扱いなるため、正解となるような別の言い方がないかを、問題文の既に読まれた部分から判断して解答する必要がある。


④「聞こえませんでした」

解答権有効時間内に解答者の発した答えが、正誤判定者にとって聞き取るのが困難であった(例:声が小さすぎる、声が大きすぎる、早口すぎる)ため、解答内容が認識できなかった場合。

→この場合、解答者はもう一度、同じ答えを言わなければならない。2回目で1回目と明らかに違う答えを言ったと正誤判定者に判断された場合、たとえ2回目の解答が正解だったとしても②不正解扱いとする。


⑤解答カウント続行

(A)解答権有効時間内に解答者の発した答えが、用意されている答えの途中までであった場合。
(B)解答権有効時間内に解答者の発した答えが、用意されている「カウント続行」適用例と一致した場合。
のいずれか。

→この場合、正誤判定者はカウントを継続する。その際、解答者は続きを答える。続きを含めた解答によって改めて正誤判定を行う。

⑥「審議します」

(A)解答権有効時間内に解答者の発した答えが、用意されている正解とは異なっており、用意されている「③もう一度/もう一回」「⑤続行」対象の答えでもなかったが、実は正解であるかもしれないと正誤判定者が判断した場合。
(B)解答者および観客から抗議があった場合(次の問題が出題されるまで有効)。

→ステージによって扱いが異なる。
【予選】タイマーは止めず、早急に調べる。
【準決勝以降】タイマーを止め、早急に調べる。
【準々決勝】試合中は抗議を受け付けない。抗議は試合終了後に受け付ける。

5.禁止事項

以下の行為を行った場合、注意を受けるか、失格・退場処分となる。

【解答者・観客両方】

・ゴミの放置(ゴミは各自で持ち帰ること)
・当大会以外の施設利用者の迷惑となる行為
・(予選終了まで)SNSなどのWebへの大会内容の書き込み
・問読みの「問題。」という言葉の後の私語
・施設内での食事(ただし、水やお茶などの水分補給は可能)

【解答者】

・露骨な時間稼ぎの無駄な仕草(予選における得点記入を遅く行うなど。なお、シンキングタイムをギリギリまで使って解答する行為は規則を破っていないため可)
・早押しボタンの置かれたテーブルに飲み物などを置くこと
・早押しボタンのランプを手で覆い隠すこと(スタッフや観客が
・ランプの点灯を目視で確認できるようなボタンの持ち方をしなければならない。)

【観客】

・試合中に、問題の答えと思わしき単語を言うこと(小声で言ったとしても、隣の観客に聞こえる恐れがあるため不可)。誤答やスルーなどの後も不可。
・(準々決勝のみ)正解者への拍手や声援
・ボタンを押すフリをする「空押し」(解答者や周囲の観客の迷惑となるため)
・その他、周囲の観客の迷惑となる行為(スマホの写真撮影によるシャッター音など)


なお、以下の行為は、他の人の迷惑にならない範囲でなら許可する。
・各試合の録音
・写真撮影(得点結果など)
・(予選終了以降)Web上への大会内容に関する書き込み

0 件のコメント:

コメントを投稿